代表の独り言

選択肢を削っていく作業

みなさまこんばんわ。

珍しく休日祝日の夜にブログを書いています。
なかなか家族と共に過ごす休日にブログ作成の時間を捻出するのは困難ですね。

今日話していきたいのは、「選択肢を削る作業」です。
みなさんどうでしょう。
選択肢増やしていませんか?

社会人になりたての頃、出来ることがないので先輩などに「何か仕事がないですか?」と尋ねたことを思い出します。
自分で何をやっていいのかわからない時に、ひとまず選択肢を増やしてその中で導き出していく作業。
新人の時とかよくやったアレですね。

それが38歳にもなると、反対に「選択肢が多すぎて、判断しているだけで1日が終わる」という現象にも当たってしまいます。

若い時に選択肢を「バカほど」増やしてきたが故の功罪という状態に陥っています。

そんな時に昔から切磋琢磨している同業さんから
「スーパーマンですね〜すごいですね」
と鼻で笑われたことがありました。

あらゆる業務業態の長を兼任し、全てに目を通さないと気が済まなかった時期に言われた言葉でした。
最初は「褒められているのかな?」と思ったのですが、後々考えてみるとあれは「完全にバカにされた」のでした。

スーパーマンとは一見褒め言葉のように見えますが、その実、「全て一人でやらないと気が済まない器の小さいリーダー」という見方もできます。
現に当時の私はそうだったと思いますし、気を抜くとすぐにスーパーマンになろうとしていまいます。

企業・会社はチーム戦です。
そして代表は監督であってエースストライカーではないです。

そのために必要なことは「これは自分にしかできないことなのか?」と自分に問いかけることです。

人によってこの辺りの感覚は変わってきますので、一概に答えは言えませんが、その質問を自分に問い続ける。
このことが後の自分の人生に大きな影響を与えるのではないかと思っています。

まだまだ経営者としては道半ばですが、自分にしかできないことを見つめ、それ以外の選択肢を選ばない努力をするというのが大事ではないかと思っています。

今日は選択肢を削る作業という内容で話をしました。
いかがでしたでしょうか?
ついついお客様のためと言いながら脳死状態で仕事をすることの多い自分に、問い続ける質問「これは自分にしかできないことなのか?」を是非とも読者の方々にやってもらいたいです。
意外と「他の人にも出来る作業」を自分がやってることが多いことに気づくはず。

やりたいことで埋め尽くされる人生を送っていきましょう。