まめ知識

防災におけるトイレ①「トイレが使えない=地獄」

おはようございます。

さて、今日のテーマは防災におけるトイレ第一弾です。
私が関わっている学会で「避難所避難生活学会」がありますが、そこでのキャッチコピーに「TKB48」というものがあります。

「T(トイレ)K(キッチン)B(ベッド)48(48時間以内に避難所に設置する)」
という意味です。
重要な順番で並べてあるので、防災について話をするなら最初はトイレ。
ということで初めていきましょう。

極力わかりやすく書いていくので、よろしくお願いいたします。

さて、皆さん。
なぜトイレが一番最初に設置される必要があるかわかりますか?

それは「我慢ができない行為」だからです。



我慢できない⇨トイレを探す⇨トイレが断水で流れない⇨残る⇨そのまま次の人がトイレをする(ループ)

となると、便器がとても筆舌に尽くし難い状態になります。
そして、そんな状態でも排泄しにくる人がいます。なぜか?我慢できないからです。

自分のプライドや生い立ちや色んなものを捨てて排泄をするのです。

そしてその後に気づきます。
「なんでこんなことになっちゃったんだろう・・・」って。



そうなると次の瞬間「トイレをしないようにするために、水を取らないでおこう。食べ物を食べないでおこう」と思うのは当然だと思いませんか?


食べない、飲まない、それによる体調不良者は災害時とても多いです。

というわけで、今日はトイレについての第一回目を話しました。
いかがでしたか?
普段本当に何気なく使っているトイレですが、一度災害現場を経験すると幸せを感じます。

次回はいよいよオススメ商品を紹介していきますよ。